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自軍は間に合ったが


一足先に西へ向かうため、それがし、本日は陣中より城へ戻らずの行軍なのだ。
しかし腹が減ってはなんとやらと申すであろう。ゆえにそれがし、慣れぬ予約などを試みたのだ!
「佐助ぇッ!前に食した豚肉の天麩羅もよかったが、この里芋がッ!!」
「旦那、食べながらしゃべらない!あと、天麩羅じゃなくて、カツ丼だから」
「ぬおおッ、この漬け物の甘酸っぱさがまた……っ」
「俺様のお勧めは、なめこと、この甘味かな。はい旦那、お茶」
「すまぬ……しかしお館様と我らの、コラボ?とは、勿体ない幸せ」
「だよね~。いっそ、限定じゃなくて売ればいいのに。上杉と伊達の弁当は予約を締め切ったってさ」
「なんと!?それは真か、佐助!?」
「うん、俺様がこの弁当受け取りに行ったら張り紙があったし……どしたの?」
「それがし、南国へ出立する際に、朝飯で上杉殿の弁当を食すつもりでおったのだぞ!」
「あ……ごめん、忘れてた。でもほら、予約は締め切っただけで、一番乗りで行けば、当日分は買えるんじゃないかなァ」
「佐助ぇ……」
「わかりました!当日は一番鳥より早く起こしますよ!」
「うむ、頼むぞ!」
まあ、どのみち始発乗車なんだけどね!